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「英語で仕事がしたい!」けれどどの位何を勉強したらいいのかわからない!という方も多いと思います。今あなたが何歳かわかりませんが、学生でなくても大丈夫です。
私は英語の勉強を27歳から始めました。国文科卒の私の英語力は当時TOEIC450点とお恥ずかしい限りでしたが、OL時代の貯金で英国留学を2年ほどするとTOEICは900点を超えていました。そこから外資系企業や英語関係の仕事に15年ほど携わりました。そんな私がまずこの記事ではそんなあなたの疑問についてお答えしようと思います。
- 必要なTOEICスコアは?
- 勉強する場所は?
- まとめ
必要なTOEICスコアは?
英語環境で仕事をするのに必要な英語力
先ず最初に気になるのが、英語で仕事をするための英語力です。募集要項などにTOEIC730点以上とかいうものも多少見ることはありますが、私は是非TOEICは900点を目標にしてもらいたいです。900行かなくても860は必要だと思います。英検なら最低でも準一級は欲しいところです。
どうしてそのスコアが必要なのか
なぜなら、様々な職場で英語に関する仕事をしてきましたが、英語がメインとなる仕事をしている場合、「TOEIC860点位以上の人しかいない」、というのが私の感想です。(もちろん、メインの仕事はエンジニアなどであり、そのエンジニアの仕事に英語が必要な場合などは730点でも十分でしょう。)
仕事によっては800点位でもできるかもしれません。同じ800点でも個人差があるので一概には言えないのですが、まずは書類を通過するためには800点から900点が必要となってきます。
TOEICや英検は本当に難しいのか?
「えーそれじゃもう無理!」と思っている方がいらっしゃるかもしませんが、TOEICはマークシート方式のテストですよね。ですから勉強の仕方によって、そんなに難しくないレベルです。特にあなたが英語が「好き」で「仕事にしたい」と思っているならば、大丈夫です。
英検も準一級レベルであれば、少し本気で取り組めば十分射程範囲内です。なにせ27歳当時英検3級だった私が29歳で英検準一級が取れたのですから。しかも私は地方の短大の国文科卒です。英語とは無縁の生活を送っていた私でもできたのですから心配はいりません。
勉強する場所は?
英語の勉強法は色々あるとは思いますが、私の場合はいったん就職をして、お金を貯めてから留学をしました。ですが、同じ仕事をしている方の中には、留学などせずに英語力をつけられた方もいらっしゃいました。ですがやはり留学された方が大半を占めていました。できれば留学することをおすすめします。
留学するメリット
もしもあなたが留学をするのであれば、身を入れて勉強すれば初心者でも1年半位でTOEIC850点位はとれると思います。留学するといいところは、毎日英語の世界にいますし、テレビも人も街中の看板も新聞も英語なのです。やはり環境に勝るものはないとは思います。
しかも海外の文化を知ることができるので、その後仕事に就いた場合にも、土地勘や文化の知識などが自然と身につくことも大きなメリットでしょう。
ただし、ついつい、日本人ばかりで集まってしまい、英語環境に身を置かない状態にも陥ってしまいます。せっかく大金を払って留学するのですから、是非、日本人ばかりで群れるのはほどほどにして英語環境に飛び込みましょう。
現在はネットからも多くの情報を収集できるので語学学校に行くだけでなく、学校から帰っても宿題の後に、ネットからもたくさんの辞書や教材で勉強することができます。
例えば英語の辞書の王道では、英辞郎やweblioも便利です。これがあるだけでもかなり違います。
加えて今はもう不要と思われる紙の辞書。これも大きな単語帳として考えて使っていくと英語力を上げる上でとても役に立ちます。紙の辞書は
- マーカーし、調べた回数を記録できる
- 以前調べた単語であると認識できる
- 多少の書き込みもできる
というメリットがあります。また英英辞典もとても勉強になります。
- 英語の説明を読むことが勉強になる
- 英語で考えるクセが付く
日本で勉強するメリット
日本で勉強するメリットはなんといっても、留学する期間や費用がかからないことでしょう。実際にそれで立派な翻訳者になってらっしゃる方も多数いらっしゃいます。ですので絶対留学だけが英語上達の方法ではないのです。
ただ、その方たちの共通点は「ものすごく、ものすごーく英語が好き」ということです。英語を勉強していることが楽しくて楽しくてたまらない人達です。ですから、英語が大好きで勉強が苦痛にならない方は日本で勉強しましょう。
番外編
日本で英語を勉強しながらも、英語圏の方とお付き合いしている人もいます。やはり、そういう方は日常会話には非常に長けていて、すごいなぁと思うことは多々あります。
ただし、きちんとした文法や単語の勉強もしていないと、仕事に活かせる英語力は身につきませんのでご注意ください!なぜならば、ライティングが必要となる仕事の場合、その英語力が非常に試されます。特にオフィスワークで英語の仕事をする場合はしゃべるだけでなく書く英語も重要となってきます。
まとめ
- 英語の能力で仕事を得るならばTOEIC800点から900点は必要
- 英語力の向上には留学が一番楽かもしれないが国内でも可能
仕事に活かせる英語力
「英語の勉強」「英語力」と言っても色んな力があります。しゃべる力・聞く力・読む力・書く力、それぞれ勉強法が違ってきます。どんな仕事でも、仕事にするとなるとどの力もある程度は必要になってきます。まずは、どれも同じくらいの力をつけられるように勉強をしていきましょう。
仕事に必要な資格
また、就職試験などにはTOEICや英検などの点数もとても重要な要素となりますので、試験対策用の勉強も合わせて行ってください。今回の記事では一般的な英語を使う仕事で必要な英語力とその勉強の方法を簡単に書きましたが、これから少しずつ一つ一つのテーマについて詳しく書いていこうと思います。
留学をする・しない
これについては、やはり「留学をする」ことの方がメリットが大きいと私は考えます。やはり現地でしか知ることのできない情報や出会いがありますし、その土地や国の文化を肌で感じることで英語という語学だけでなく、日本以外の国との違いについても自身の経験を持って知ることができます。しかし、ただ留学して「楽しかった!」となってしまう人も多いのも現実です。ですので、「英語を仕事にする」という目標を忘れずに勉強をしていってほしいと思います。